2015年5月5日 星期二

陳紛漢紛

ちんぷんかんぷんは、「ちんぷんかん」に「ぷん」を重ね、響きをリズミカルにした語である。

「ちんぷんかん」は、江戸時代から多く使われるようになった語で、儒者の用いた難解な漢語を冷やかして真似た造語からか、外国人の話す言葉の口真似をしたもので、教養のなかった当時の人々によって作られた言葉とされる。

また、中国には聞いても解らないという意味の「チンプトン」、見ても解らないという意味の「カンプトン」という言葉があり、この「チンプトン、カンプトン」から、見ても聞いても解らない意味になったとする説もある。

しかし、「ちんぷんかん」は言葉が全く解らない状況のみを意味していたことや、教養のなかった人々によって広まった背景など考えると、中国語説は不自然で、たまたま音や意味が近かっただけの俗説と考えられる。

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廖達新:《原始.古代日本史話縱橫》,華夏書院日本研究所出版,P93。
廖達新《古代日本史講稿》:「意思是『莫名其妙/很難理解』,可能是『外來人』講的,『本土人』覺得深不可測......」

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